自信というもの

高校生の頃、自分に全く自信がなくて、とりわけ外見に関してはコンプレックスだらけで、こんなんで生きていていいのか、とか、自分みたいな人間が生きていて恥ずかしい、とか、真剣に考えていた。だから恋の話も誰とも出来なかった(自分は人を好きになる資格はない、と思っていた)し、ノンノのような雑誌の話も出来なかった(雑誌読んでるのにそんなダサイのかよ、と言われそうで怖かった)。全て自意識過剰と言えばそれまでだけど、その頃の日記を読むと、あまりにも思い詰めているので可哀想になる。
だけど浪人生活を経て大学生になって、そういう気持ちが随分なくなった。図太くなった、というか、開き直れるようになった、というのもあるけれど、大学でいろんな人が良くしてくれているから、というのが1番の理由のような気がする。人間なんて、結局人にどう思われているかでしか自分を判断できなくて、褒められるから、認めてくれるから、自信がつくのだと思う。だからそこをすっ飛ばして「くよくよするな、自信を持て」と言われたところで、どうしようもないような気がしますよ。
と今日ある人の話を聞いて思いました。
私の場合は、お化粧をし出したことも、少しだけ自信を持てるようになった理由の1つだなあ。きっかけなんて、些細なことなのかも。