大学のこと、サッカーのこと

以前ちらっと書きました*1が、私は高校生の間ずっと、大学は東京の国立大に行きたいと思っていました。ある教授の著書を読んで、この人に学んでみたい、この大学で勉強がしたい、と思い、受験が出来ず浪人が決まった時も迷いなく国立コースを選び、その後サッカーに惹かれ始めてからは、合格して東京に住んだらFC東京のサポーターになろうと思っていました。でも肝心のその教授が3月いっぱいで大学を去ってしまわれることを知り、夏休み真っ只中の私のやる気は完全に消滅。
そんな時に、セレッソのスポンサー会社に勤めている家族にチケットをもらったんですよね。で、初めて友人とセレッソの試合を観戦した…んですけどびっくりしました。だって、攻める時も速攻、攻められる時も速攻なんですよ! な、なんだこれ博打サッカー…?みたいな。でもそれがきっかけで妙にセレッソが気になりだしてしまい、スタジアムも近いので時間があれば観に行くようになりました。
大学のことはまた1から考え直し、もともとやりたい勉強さえきちんと出来ればいいと思っていたので授業内容で東京と京都の私大に絞り、最終的に部活の面で京都の私大に決定。でもここでも心の奥底ではFC東京セレッソのどちらを選ぶかみたいな葛藤があって(別にどこに住んでいようと応援は出来るけれど、やっぱり地元民になりたかった)、悩んだんですよねえ。
天皇杯を通して、ああやっぱりセレッソが大好きだー!と思うようになりましたけど、依然東京も大好きなので、2人の人に片想いしているようで後ろめたい気分になったりします。どちらのチームの出来事にも喜んではいけないのではないかとか、どちらのサポーターさんも不快にさせてしまっているのではないかという気がして。「マリコの『サッカーファンになろう!』」*2を読んで、ますます考えてしまいました。